2016年4月10日日曜日

社交ダンスとOBバンドの指揮

今日は、母校のOBバンド、今シーズン初練習でした。
トランペット2人、ホルン4人…‼︎、クラリネット1人、フルート1人からスタート。ここから1000人入る大ホールでの演奏会を目指します(既に会場は押さえてあります)。これはとっても刺激的で面白いことだと思います(^^)

やりがい大ですね。
1年間アイデアを練ることや、ワクワクドキドキな不安を感じることには困らなさそうです。
今日は最終的にトランペット1人、ユーフォニウム2人(1人は見学)、サックス1人が増え、合奏できる曲も拡がりました。


僕はこのOBバンドで素人ながらも指揮を振らせてもらっています。
ところで今日指揮を振りながらふと、先日社交ダンスの体験レッスンを受けに行ったことを思い出しました。


踊りなんてほとんど未経験でしたし、本格的に習ったこともなければそもそも普段運動をすることすら珍しいのですが、ダンススタジオで働く友人の勧めで踊りに行きました。

そこで体験した社交ダンスは、ペアダンスなのでインストラクターの方と一対一で踊りながら教わります。

そのため初めて知ったステップ、体験レッスンなのでそれほど難しいものではないですが、それを覚えるために自分のことだけに集中することができないんですね。
常にパートナーとコンタクトを取り続けていて、お互いコミュニケーションを取りながら動くので。

少しステップを踏むのに慣れてくると、今度は男性が女性のリードをするようにと促されます。
踊りながらどの方向に進んでいくかや、女性に回ってもらうよう促したり、顔の向きでどちらの方向に体を向けてもらうかを体験させてもらいました。

その時にインストラクターの方が指揮者のようにリードしてと言っていたのを今日の合奏で思い出したんです。

相手とのコミュニケーションの中で、自分の音楽やテンポを動きをもってどうお誘いするか?

これまで合奏の中で、自分の思い通りにならない状況や、自分がどうしたいか明確になっていないときに、すごく自分の身体を緊張させていたことに気がつきました。
「それはちがう!そうじゃない!」ってことを表現したのか、「こうしてくれ!」と強くお願いしていたのか、もっと注目してもらうためだったのか…


ペアダンスを体験した時には、合奏をしている時よりもお互いの距離感が近く、常にコンタクトを感じられるので、一方的な指示を出すことがうまくいかないことがすぐに理解できました。
自分の意図に相手を誘うという感じかな?と勝手に解釈しています。

でもそれは、合奏の中でも同じことで、相手とのコミュニケーションの中で、自分の音楽やテンポを動きをもってどうお誘いするか?ということだと思ったのです。

どうやったら相手を自分の音楽へお誘いできるだろう?自分のお誘いに対して相手はどう反応しているだろう?と考えながらやっていると楽しくなってきました
それが上手くいく方法なのかはわかりませんが、今までの自分のやり方よりも好きなやり方だとすぐに思いました。


機会があればまた受けに行きたいですねえ。踊ること自体が新鮮で(笑)楽しい体験でした(^^)