今日ギターを演奏する方とのレッスンの中で、指の動きのぎこちなさや固さについて質問がありました。
演奏している曲も楽器も、指の細かなテクニックの要るものなので指の仕事についてはとても練習されていました。
ところが演奏している音楽と関連して、手・指以外にも大きな動きがあったのです。
この体でビートをとる、を少し練習してみませんか?と提案。
ビートを感じながら動いているのは頭・首・胴体のどの辺ですか?
と聞くと、
胸のあたりでビートを感じているとのこと。
では、試しに頭・首・胴体が1本の棒でできていると思いながら、
ビートを感じて動いてもらいます。
すると、本当に1本の棒でできているかのように、胸のあたり「だけ」で折れ曲がっているような動き方になりました。
次に、主に動いているのは胸のあたりだけど、脊椎は24個の骨が連なってできていて、そのてっぺんでは頭蓋骨とも関節を作ってる。なのでビートを感じて動くときに頭から胴体全部が連動して動いていい、と思いながらビートを感じて動いてもらいました。
今度は動きが「丸くなった」印象がするとのこと。
演奏をしながら試してもらうと、テンポ感や音楽の流れに変化があり、指で弾いた音のひとつひとつがより明確によく響くようになっていました。
弾くのが楽になったとの感想を頂きました(^-^)
というわけで、胴体の練習笑でした。
結果的に指の動きにも影響があったようです(^^)
◆管理人プロフィール◆
森岡尚之 / もりおかなおゆき
大阪府高槻市出身。
大阪音楽大学トロンボーン専攻卒業。トロンボーンを今田孝一・呉信一各氏に師事。
2013年よりbodychance アレクサンダーテクニーク教師養成課程で学び、2015年8月ボディシンキングコーチ資格を取得。
宝塚歌劇オーケストラトロンボーン奏者/山下浩生氏の主催するトロンボーン合宿にてレッスンを行うほか、大阪で「トロンボーン奏者のための身体の使い方」1日セミナーを開催。また学校吹奏楽部への出張レッスン、音大生など音楽家との個人レッスン、アイディア音楽センターでレッスンを行っている。
bodychance認定ボディシンキングコーチ
宝塚歌劇オーケストラトロンボーン奏者/山下浩生氏の主催するトロンボーン合宿にてレッスンを行うほか、大阪で「トロンボーン奏者のための身体の使い方」1日セミナーを開催。また学校吹奏楽部への出張レッスン、音大生など音楽家との個人レッスン、アイディア音楽センターでレッスンを行っている。
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