2015年6月18日木曜日

☆ワークショップのお知らせ☆

☆ワークショップのお知らせ☆


『トロンボーンで音楽する人のための、ボディシンキング』

 

2013年の梅雨から、ボディチャンスというアレクサンダーテクニーク教師養成学校で学びはじめて
2年が経ちます。

 
 
音楽大学で、トロンボーンを専門にしていた僕が、アレクサンダーテクニークを学び始めたのは、ステージの上での『あがり』がきっかけでした。

大学時代、本番の舞台に立つと緊張して身体に力が入り硬くなってしまって、練習でできていたこ
とのほとんどが、舞台の上ではできなくなってしまう状態でした。

それから程なくして、自分の演奏能力に自信を無くし音の出し方さえわからなくなってしまう程の不
調に陥ってしまいました。

 
 
それまで、あがりに関しては、心(メンタル)の問題だと思っていたので、身体のことと結びつけて考
えたことはありませんでした。

当時の僕は、メンタル面では『もっと気楽になった方がいい』、身体については『力を抜いて』というようなことを意識して、なんとかリラックスして演奏しようとしていましたが、気楽にと言い聞かせて
も身体は強張ったまま。力を抜こうとしてもすぐに不安になって、また力んでしまうという状態から抜け出せませんでした。


実は、『心の緊張』と『身体の緊張』をそれぞれ別々の問題だと切り離して考えていたのです。

アレクサンダーテクニークでは、心と身体を分けることなく、一つとして考えます。
自分の考えが身体の動きにブレーキをかけていたり、動きのクセがいつもの思考パターンを引き起こすきっかけになっていることは、よくあることなんじゃないかと思います。
 

解剖学的な身体の構造にそった身体の動きを知って体験することで、音楽を表現する手段(奏法・テクニック)が明確になると、『次はミスしそうだなあ…』『このフレーズはきっと吹けない…』といったネガティブな妄想・不安が減り、ステージの上でもやるべきことがはっきりしているので、頭が真っ白になるようなことも無くなっていきました。
そして、その場で感じる音楽を表現する自由が増えていきます。


うまくいかないのは、『心だけの問題』『身体だけの問題』として捉えていた僕にとっては、心と身体の自分全体のつながりを学ぶ中で得たこの体験は、とても可能性を感じさせてくれました。


このワークショップは、一日かけて実際の身体の構造にそった動きを体験して、参加者それぞれの演奏活動のシーンでそれらをどうやって活かしていくかを、学ぶためのものです。
 
 
☆こんな思いを持った人におススメです☆
 
・本番で自分の実力を発揮したい
 
・演奏の不調を克服したい
 
・演奏ってもっと楽しい/気持ちいいはずだ
 
 
 
 
『トロンボーンで音楽する人のための、ボディシンキング』
 
2015/7/25 (土)
ボディチャンス大阪梅田スタジオ
大阪市北区中崎西1-8-24アインズビル梅田901
10:00~17:00
(途中休憩あり※昼食は持参していただいても、外へ出て頂いても構いません。近くにコンビニもあります。)
 
参加費 お一人様 5000円
定員 10名
 
【学割】学生の方は2人1組で5000円の料金で参加できます。

ぜひ、当日は楽器を持ってご参加ください!
 
お申込みは、こちらへmailto:naoyuki.trombone@gmail.com
 
 
◆講師プロフィール◆
 
森岡尚之 / もりおかなおゆき
 
2012年大阪音楽大学トロンボーン専攻卒業。トロンボーンを今田孝一・呉信一各氏に師事。
2013年よりボディチャンス大阪でアレクサンダーテクニーク教師養成課程に在籍。
現在もトレイニーとして教師資格取得に向け学びを続ける。
アイデア音楽教室トロンボーン講師。