僕は、スタッカートのついた音符を演奏することに苦手意識を持っていたのですが、このごろ改善の兆しが見えてきたのでそのことについて書いておこうと思います。
具体的に、こういう傾向がありました。
・響きがとまってしまう
・音が鳴らないことがある
スタッカートというと、音を分離させる、とか、短くすると解釈することが多いです。
短い音を吹くときに、響きがとまってしまったり、うまく発音できなくなるのはどうしてなのか考えて見ました。
そこで気がついたのは、音が鳴り始めるまでの動き。
つまり、発音する動作です。
音が鳴るまでの、音を発音するために起こる動きは、長い音を吹くときも、短い音を吹くときも、同じ動きなのではないかと思います。
発音するために起こる動きは、主に唇を閉じあわせる、唇とその周辺の動きのこと。(もちろん、他にもあると思います!今回気がついたのは唇についてでした。)
音を短くするために、発音するという動作自体も短くしようとしていたのか、原因ははっきりとわかりませんが、唇を動かないようにと止めていました。
でもそれは、そもそも音を発音するために必要な動きを止めていたことになるのですね。
響きがとまったり、鳴りにくい理由はここにあったように思います。
スタッカートを演奏するために、唇もその周辺も動けるようにしてみよう。
そうすると、音も当たりやすく、響きもとまることはほとんどなくなりました!
始めは単発の音で効果を感じていましたが、スタッカートの八分音符を連続して演奏するような場面でも、一音一音に対して、唇とその周辺による発音という動作が毎回繰り返し起こるんだと思うと、これまた響きがよくなり、一つ一つの音が以前よりもクリアになりました。
ちなみにこれは、先日オーストラリアから来日していたアレクサンダーテクニーク教師のグレッグ先生とフルート奏者の方とのレッスンからヒントをもらいました!
森岡 尚之 / モリオカ ナオユキ
トロンボーン&金管トレーナー/アレクサンダーテクニーク教師養成コース在籍
プロフィール
アレクサンダーテクニークとの出会い
トロンボーン&金管トレーナー/アレクサンダーテクニーク教師養成コース在籍
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